イースターエッグを作るのに買った紫キャベツ。卵を染めてひとしきり楽しんでもまだ大量に余っていたので、消費しました。そのレシピ二つを紹介!
まずは基本のザワークラウト。
これはドイツ語です。チェコ語ではkysané zelí(キサネーゼリー=酸っぱいキャベツ)といいます。
本来は2〜3週間発酵させて作るから酸っぱいのですが、発酵させる系は、温度管理なども大変です。家庭ではお酢を使って「なんちゃって」ザワークラウトがお手軽で早い!
なので、ザワークラウト「風」のレシピです。
それにしても驚いたのが、紫キャベツのレシピを検索しても95パーセントがザワークラウト。笑
ザワークラウト風、キャベツの炒め煮
材料
- キャベツ 500g
- 玉ねぎ 2個
- 水 250ml
- 小麦粉 大2
- クミン 小1
- お酢、砂糖、塩
1、切って、炒めて、煮込みます。
・玉ねぎを薄くスライスして、鍋に入れる。オイル、クミンを入れてしんなりするまで炒める。

・キャベツを細切りにして、鍋に入れ、こちらもしんなりするまで炒める。
・水を入れ、蓋をして10分間煮込む。
2、味付け。
・好みによりお酢、砂糖、塩を入れる。
3、とろみ付け。
・小麦粉と水を1対1で混ぜ、鍋に入れ、とろみづけをする。
・さらに10分煮込む。
完成!
市販のザワークラウトは酸っぱすぎることが多々ありますが、自分で作るとなると好みの味にできるのが良いですね。(ザワークラウトにあるような乳酸菌の恩恵は受けられませんが・・・)
クミンはさっぱりした風味が付きます。好き嫌いがあると思いますが、入れるとよりチェコっぽい味になります。チェコ料理はクミン大好きですから。
簡単すぎてもう終わってしまいましたが、さあメインはこちら!紫キャベツとりんごのスープも作りましょう。
紫キャベツとりんごのスープ
30分/4人前
材料
- 紫キャベツ350g
- 玉ねぎ 大1個
- にんにく 2個
- りんご 1個
- ブイヨン 1リットル
- ローリエ 2枚
- くるみ 適量


これはブイヨンのもとです。粉末状のスープの素。だしのもとみたいなもんです。ここに塩も入っているので(けっこう濃いめに)、レシピでは塩は使いませんでした。
下準備
・玉ねぎを大きめのみじん切りにする。
・紫キャベツを小さめのざく切りにする。
・にんにくをみじん切りにする。
・りんごをくし切りかさいの目切りに切る。
メモ!全体を最後にミキサーかけるので、ざっくりと切るのでOKです。
1、炒めます。
・玉ねぎを鍋に入れ、オイルで炒める。
・透明になってきたら、紫キャベツ、ニンニクを入れ、10分ほどよくかき混ぜながら炒める。
2、煮込みます。
・紫キャベツがしんなり柔らかくなったら、りんごを入れ、ブイヨン、ローリエを入れる。
メモ!ローリエは半分に折っていれるとより良い香りが出ます。

・沸騰をキープしたまま、軽く蓋をして15分煮込む。

・ローリエを取り出す。
・飾り付け用に、スプーン4杯分のキャベツを取り分けてくす。
メモ!スープの中に固形キャベツが残っている方が好みという方は、ここで多めに取り分けておきミキサーしてから戻します。
3、ミキサー!
・ミキサーで全体が滑らかになるまで混ぜます。私は鍋にハンドミキサーを突っ込んでガッとやっちゃいます。

・皿にスープを入れ、取り分けていた紫キャベツ、軽く砕いたくるみを乗せて飾り付け。
完成!

りんごのほのかな酸味が爽やかです。途中味見をして、お好みで酢(りんご酢)を足してもいいと思います。紫キャベツとなると、どうしても酸っぱめに味付けしたくなる気分。
Dobrou chuť!(ドブロウ フッチュ!)
召し上がれ!